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2016年02月07日

ブラジリアンマニルカラ

ブラジリアンマニルカラは僕の木工作業においてなくてはならない部材です。
原産は南米。
イペやウリン、ジャラ、セラガンバツゥーと同じハードウッド、アイアンウッドと呼ばれています。
その中ではかなりマイナーな存在だと思われます。
比重は1.0以上。
つまり水に浮かばない木です。
その特徴は固く密で高耐久。力こぶ
防虫、防腐加工は必要ありません。
このような特徴はすべてのハードウッドの類に当てはまりますが僕が好んで使用する理由はリーズナブルな価格と規格寸法の多さ。
根太、束、大引き用に加工されているので製材の必要がほとんどありません。
なので僕の木作業ではほとんどマニルカラで柱、根太が造られています。
コストはセラガンバツゥーよりやや高価です。上昇

ブラジリアンマニルカラ
一番多いマニルカラの柱とレッドシダーの横木。

ブラジリアンマニルカラ
無塗装だとこんな感じ。

ブラジリアンマニルカラ
コストを下げるためにACQ防腐加工の杉板フェンスにも柱だけはマニルカラを使用しています。

フェンスで使用する場合は柱ではすべてマニルカラです。
横木は取り替えは容易ですが柱では簡単にいきません。
長い目で見てもマニルカラを推奨します。

ブラジリアンマニルカラ
ウッドデッキの柱、根太にも使用しています。

ブラジリアンマニルカラ
樹脂木材の骨格にも使用しました。

昔はウッドデッキの床板にも使用しましたがW=140以上の材が無いので最近では使用していません。
床板用は滑り止めのリブ加工(スリット入り)しています。

長い柱があるのでウッドフェンス、ウッドデッキ以外にも使用できます。
数年前にパーゴラ造った時にも柱で使用しました。

ブラジリアンマニルカラ
重いので一人で柱立てるの大変でした。汗

またエントランスの木柱でも多用しています。
腐らないので直接土から立てれるのが強みです。

ブラジリアンマニルカラ
ウォルナットカラーで塗装。

ブラジリアンマニルカラ
チークカラーで塗装。

加工する時の注意点はとにかく固いので穴を開けたり切断するのが大変。汗
ドリルの刃はマメに交換しないと途中で折れたりします。
使用するビスも強いものでないと折れます。ガーン
なにかと施工者泣かせですが使用する価値が十分にある材ですね。うさぎ


記載「とのりん」

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