もえぎガーデン

最近は遠征仕事ばかりしていて図面仕事が疎か。
今日は次のお仕事をいただくためにプレゼンテーションパースを描いてみました。

今回もCADを使わないドローソフトのお絵かきパース。
計画地の高低差の関係も不明なので雰囲気で描いてみました。

場所は駐車場エントランス。
平面にグリッドは引かずに一点透視法で大体の補助線を入れます。


後でわかりやすくするため赤で引きます。

続いて舗装から塗ります。
基本下にあるものから塗装します。


土止めブロック、石張りを大雑把なグラデーションで塗装。

続いて樹木を描きます。
同じ種類は一回描いたらコピーできるので楽です。


オリーブを描いてみました。


コピーして2本にしました。

この後はひたすら種類毎に樹木を描いてコピーしていきます。


ブラシノキ、マルバユーカリ、ベニバスモモを描きました。

簡単に見えますが結構大変です。
一本描くのに始めに幹から描いていきます。


大きく描いて縮小しています。（シマトネリコ）


続いて葉を描きました。

塗装は深みを出すために幹は3色、葉は4色で塗り分けています。
次に大きさを合わせて配置。
一番右に入れてみました。


あれだけ細かく描いてこの程度。

次に低木、地被を描きました。
下にあるものから描くと言いながら順番が逆。
ココはどちらでも良いと思われます。


銅葉ヒペリカムです。葉は3色で塗ってノイズをかけています。
花は3色で塗り分けています。


他の地被も続けて描きます。

植栽が綺麗に入ってくると先に塗った舗装とブロックがみすぼらしい。
という訳でテクスチャーを入れます。


ようやく石らしくなってきました。

続いて駐車場奥も描いたほうが良いような気がしたので補助線を入れて描き込むことにします。


遠くに焦点を造り2点透視とします。

この後は樹木に影を入れたり空を塗ったり細かい仕上げに入ります。


いろいろやって何とか完成に近づきました。

最後に人物、自動車を入れて完成。
それぞれフリー素材集から探して貼りてけます。
人物は簡単ですが自動車はパースがかかっているので合わせるのが大変。
自分で写真を撮ったほうが良いと思われます。


こんな感じに仕上がりました。

う～ん、この程度ならパースじゃなくても立面図で十分代用出来ると思われますな。

樹木は素材集は使いません。
パース屋が描く樹木は特徴をつかみきっていないので嫌いです。
やはり自分で植えたことがないと細かいところまでわかりません。
ちうかそこまでこだわる必要もないと思われます。

ちなみにここまでやってほぼ一日。
簡単に直せないので手直しは嫌いです。
前に描いた建物パースも同じ手法で塗っています。


それがコレ。

昔は手書きの絵の具でしたが今の時代そんな作業する人は稀でしょうね。
ですから僕はデジタルでアナログ塗装しています。
同じクオリティーで量産できますからね。
でも自信があるのは画材使うほうかなぁ。


得意な紙でペン画。


同じ作業をPCで。細部の描き込みは手書きには敵いません。

今では絵の具を使うのは年一回の写生大会のみ。
かなり下手になったと思われます。

記載「とのりん」